世界のネコのお好みリンク
 近代国家を目指していた明治政府は、次々と蝦夷地に開拓民を送り込み、先住民族アイヌの統治・同化政策を図り、日本人になること、そして日本語を強要し、アイヌは文字を持たない劣った卑しい民族と蔑み、土地を奪い言葉を奪いアイヌ文化を否定して、先住民族の権利と尊厳を、根こそぎ奪ってしまった歴史があるのだ。
 蝦夷地は元よりアイヌ民族固有の領地であり、彼らのかけがえのない天地であったはずだ。
 二〇〇八年六月、アイヌ民族は日本の「先住民族」と国は認めた。
しかしすでに遅過ぎだ。
今更何をか言わんやである。
過ぎ去った歴史はもどらない。
アイヌ民族からすべてを奪った罪は深い、祖先が犯した罪の償いをしなければならない。
申し訳なさと遺憾の念をもって、償わなければならない。
わたしたちは日本人なのだから。
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まずは本日この時この時間に皆が同席できたことに感謝の意をこめて乾杯。
とダベリング(食べて飲んでお喋り)が始まる。
 O子「最近の日本においては『らしさ』ということが非常に軽んじられていますが、皆々さまのご感想は如何に、皆さん一言ずつお願いします」。
 R子「悲しいかな一言や二言で言えるような状況ではありません」。
 O子「そうなのよ、そうなのよ」。
 Q子「らしさではなく、平和とルイトモの話じゃないのお」。
 P子「だからさあ、切り口はどこからでもいいのよ、最終的には無理やりこじつけても議題に持っていって結論、終了がお姫様サミットの醍醐昧なんだからさあ」。
 O子「ルールもへったくれもあるわけじゃ無し、適当になんでもいいからくっちゃべればいいのよ、くっちゃべれば、なんでもいい適当にね」。
 R子「O子、あなたなんかちょっと荒れていない、お肌じゃなくて心が」。
 O子「ええ、荒れてるわよ荒れに荒れまくってるわよ。
ストレスも頂点に達しているわ」。
 Q子「何か原因なの」。
 R子「Q子、あなたは相変わらず平和ねえ、幸せでいいわね。
原因なんかは山盛りてんこ盛りあるじゃないの、近頃の世の中はストレス培養所と化してるじゃない」。
 O子「食品偽装は次から次と出るわ出るわ、政治家や官僚の不正や談合、はたまた教師や警察官の犯罪、どこに正義や明るさがあると言うのよ、全くもう。
おまけに総理もぱっとしないし、この国はいったいどうなってんのよ」。
 R子「まあ、まあ、まあ、それらを言っていたら切りも限りもないの、一晩中協議したって埓もないこと。
今日は暗い話は後回しにして明るくいきましょう。
明るくね」。
 P子「そうね。
明るくいきましょう明るく。
明るく平和ボケしている場合でもないけれど本当のところはねえ。
だからと言ってわたしたちが社会の動向を憂いてみたところでどうなるものでもないしね」。
 O子「ハイ、切りかえていきましょう切りかえて。
近頃イイ男が少なくなってきたのではと感じるのだけれど、歳のせいかしら」。
 P子「歳のせいだなんて、歳のせいじゃなくて気のせいじゃないの。
 R子「歳のせいでもなく気のせいでもなくて、少なくなったわ、イイ男というのが。
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いまやイイ男は希少価値よ。
でも、イイ男との出会いを望むなら、自らがイイ女になるべきよね。
それが第一条件でしょうね。
歳とともに益々輝きを増した艶やかな凛とした女にならなければね」。
 O子「そうよ、そこなのよ。
自分のこと棚上げでは成り立だない話よ、イイ男と出会うためには自分を磨かなければね。
年季の入ったお姫様磨きをね。
何事も棚ボタはないわけよ」。
 P子「そうねえ……。
若いかわゆいのは時々いるけど、良いのはお面相だけでつまんないしね」。
 Q子「いいじゃないの、可愛いのが。
しょぽくれたオヤジよりは」。
 P子「だめよ、可愛い可愛いじゃ、ペットじゃないんだから」。
 O子「可愛いだけの坊や相手にしてなにが面白いのよ、なんの収穫もないじゃないの」。
 R子「そうよ、そんなのつまらないじゃない。
イケメン、ちょっと粋な渋いのがいいわね。
イケてるメンズ、それが本当のイケメンなのよ。
良き出会いは人生に仕事に刺激を与え、モチベーションを高め日常に輝きを増すのよ。
そんな出会いをしたいものだわね。
出会いは男であれ女であれ、なるべくなら男がいいね男が」。
 O子「R子(わたし)は結構その部類の出会いがあったりするんじゃないの、見かけによらずミーハーだしねえ」。
 R子「ミーハーとはちょっと違うと思うけど、出会いが稔る稔らずは別として、高度な出会いを求める姿勢はあるつもりよ。
自分を高めるには必要な姿勢だと思うわ。
今年の始め二月に人を介してSABメンバーのジョンミミフーと会って一緒にカメラにおさまっちゃったわよ。
肩を抱かれてね。
思わずカメラOKつて言っちゃったのよ、そうしたらなんとジョンは『OK』と快諾よ。
スマートににっこりとね。
男性に肩を抱かれるなんて久しぶりのことだったわ」。
 O子「ジョンだってまあ図々しいこと、やっぱりミーハーじゃないの。
ジョンーミラーつて元、NASAとかシリコンバレーのエンジニアだったとかいう人でしょう。
へえ、それでちゃんと挨拶とかできた訳?」。
 R子「ノーイングリッシュだもの、ようこそ日本へお会いできて嬉しいです、ありがとう。
くらいは単語つなげて言ったわよ。
あとは通訳まかせよ。
目が黒かろうが青かろうが人間同士だものなんとかなるものよ、念ずれば通ずよ。
ボーダレスよボーダレス、自らはボーダーラインは作らない。
先方にラインがある場合はそのラインを越えない、来るもの拒まず、来るものは吸収するがモットーよ。
全ては学習教材よ」。
 Q子「ハッピーとかサンキュウとか言ったの、国際的じゃないのよ」。
 P子「それでさあ、なんでそのSABメンバーなる方がこの日本の端っこくんだりまでやって来たわけ?」。
 R子「わたくしの知る限りをお伝えいたします。
なあんちゃって。
SABとはアーサー・ファースト博士指揮のもと、三十年前に設立された業界初の第三者機関、科学顧問委員会とか言うんだって、ジョッミミフーはそこのメンバーであり、某社の科学技術担当の副社長であり、仕事関係の人間が釧路にいるらしくて、以前からI度来てみたかった、念願叶ってくそ寒い二月にわざわざお越しあそばしたってわけよ。
ついでにわたくしごときもお会いあそばしたってことなの」。
 P子「そのアーサー・ファースト博士って具体的にはどういう博士さまなの」。
 R子「聞くところによると、文学博士、理学博士、科学博士、薬学者、毒性学者で毒性学アカデミー設立者、という博士さまだそうよ。
経口投与の抗ガン剤の開発者でもあるんだって。
ジョッーミラーはとても素敵なそれこそ『イケメン』だったわ。
ただひとつ凄く気になったことがあったのよ。
Japan側の人たちの不細工さがどうにも気になってね。
握手しながら米つきバックみたいにペコベコお辞儀するのが目障りで、ちっともスマートじゃないのよ。
きちんと相手の目を見ながら挨拶するべきでしょう。
歓迎するほうのマナーが野暮ったいかなって、なんか悲しかったわ」。
 Q子「仕方がないんじゃないの、外国の人と接する機会が少ない田舎街だもの」。

 P子「田舎とかどうとかの問題ではなくて、意識の問題だと思うけど」。
 O子「R子はまた昔の交流を復活して温めようとしてるのよね」。
 R子「こちらに舞い戻ってわかったんだけどね、昔、同じ会社にいた言わば同僚ね、部署は違っていたけれど交流があった人が×印の独身貴族になったというのでね、放っておくのはもったいないでしょう。
有効活用しない手はないでしょう」。
 P子「どんな人なの、素敵な人なの。
憎たらしいことお」。
 R子「もちろん素敵な男性よ、極めて常識良識のある男性です。
当たり前じゃないの、良い意味での類友よ、類は友を呼ぶよ。
ちょっとメタボつぽくなっちゃったけれど」。
 O子「この世は主として男と女の存在、既婚であれ、未婚であれ、嫁ず後家だろうが、正当の後家さんだろうが異性の友人はあって当然よ。
それを認められない、わからないような理解力に乏しくて、底の浅い幅のないそんなつまらない人間を、わたしは認めない。
異性の友だちがいると、都合の悪いことでもあるのか税金が掛かるのかア。
地球はひとつ人類みなきょうだいじゃい」。
 R子「いるいるそういうつまらない人間がワンサカいるわね。
□開けば三流週刊誌かワイドショーのような話題の薄っぺら輩が、みっともないこと、虫酢が走るわ。
内容も状況も知りもしないくせに見てきたように、聞いたようにべらべら言ったりして。
調子に乗ってバカに見えるだけなのにさ」。
 Q子「男と女がお茶してるだけで、怪しいとかできてるとかって、いるわね。
そういう噂ばら撒く人って。
仕事の打合せかも知れないのにね」。
 R子「下種の勘繰りというつまんない感覚よ。
ワイドショーといえば、ワイドショーも時には必要だけれど、もう少しなんとかならないものかしら。
一方的かつ側面的な報道の垂れ流し、品位の低さ、腹の立つことが多いこと。
いかにもショービズがかっている様相もあったりして嫌だね。
事件、犠牲者が出た、無念さと痛々しさをいかにも真に迫るようなコメントを語るけど、その後ろに嘘っぽさとビジネスだけの建て前論が透けて見えて、安っぽい三文芝居の台詞聞いているみたいで、空々しさと虚しさだけで腹立たしくなるだけよ。
まして被害者に対して『今のお気持ちは』なんて馬鹿げたこと聞くなんて言語道断よ。
よくもあんなこと口にできるわね。
無神経にも程があるわ。
どんな神経しているのかしら信じられないわね。
分かり切ったこと聞くんじゃないよ馬鹿者が。
なんとも言い様がないだろうことぐらいは、察する優しさとか思いやりはないのだろうか、それがワイドショーなのかも知れないけれど、陳腐さが鼻につくだけよね。
彼らにとっては、忠実な仕事ぶりなのでしょうけど……」。
 O子「わたしなんかは堕落な感じさえするわ。
どこもかしこもレベル低下ね」。
 P子「へえIO子、あなたはレベルが高いわけ、そうなの、知性も教養もたっぷりなわけ」。
 O子「うるさいわね、あなたよりはね。
思い切り話がそれるけれど面白い話があるのよ、あるカップルが食事をしました。
そのあとホテルのラウンジバーヘとなったわけよね。
彼女のほうはアルコール全くダメらしく、色気も艶気もないことなんだけれど、会話は弾んでいたらしいのね。
彼のほうは下心見え見えで『ねえ、いいだろう』のムードになるわけよ。
彼女は可もなく不可もなく、ノーでもなくかと言って、オーケーでもなく、ずらしているのね。
再び、再びいいだろうと彼は囁くわけよ。
彼女はやおら彼のほうに向き直り、楚々と言ったそうよ。
申し訳ございません、大奥のお万の方さまにおかれましてはただ今、下真っ赤出血にて伏せっております故おしとねすべりさせていただきたくお願い申しあげますって、のうのうと言ったんだって。
その彼女つらっとして話すから、可笑しくて可笑しくてお腹がよじれるほど笑ったわよ。
よく言うわ、ねR子」。
 Q子フンモマッカシュッケツつてなに、クモマッカじゃないの。
オシトネスベリつてなんのことなの、わからないわ。
そんなに可笑しいことなの」。
 O子「相変わらずQ子はかまととなんだから。
バカ殿の閏にははべりませんつてことなのお断りってことなの。
最後の極めつけ、これがまた凄いこと言うのよ。
悪いけれど、わたしはあなたの凛子にはなれないわ。
あなたとエデンの園するつもりなんかは全くないわ。
馬鹿よアンタはさようなら、つて言って彼女はバカ殿と失落縁したってわけなの。
全く彼女らしいわ。
 P子「全くね。
大笑いだわね。
それでバカ殿はどうしたの、そこが知りたいところだわね。
 R子「どうしたもこうしたもないわ。
訳がわからないってバカ面してたわよ。
昔のことよ昔のこと。
そんな風に見てたのかと思ったら頭にきたのよ。
馬鹿よ本当に馬鹿よ、ずっと友達でいられたものを、わたし馬鹿は嫌いだから」。
 Q子「しつらくえん、それってどういうことなの」。
 O子「-‐つまんない男友(R子は男友達をだんゆうと呼ぶ)とは縁を切ったという意昧なの」。
Q子「。
 P子「とどのつまりが、彼女もバカ殿も友達を一人なくしたと言うことね。
ね、R子」。
 R子「生きるセンスの乏しい輩とは、縁を持ちたくはないわ。
何も吸収できないもの、疲れるだけよ」。
 O子「ふっふっふ、愉快だわ。
お姫様のエデンの園ね」。
 P子「もしくは失落縁。
いかにもR子らしいわ、R子、いい女よアンタは。
 O子「良くも悪しくも類は友を呼ぶよ、類友よ。
異分子間構造には、結び付きも成長も見られないものである、ということよ」。
 R子「流石O子、今日も上手くまとまったじゃないの。
よっ、哲学お姫様」。
 P子「でもさあ、エデンの園もできないようじゃ、人生つまんないんじゃないの」。
 O子「そう思うなら勝手にやってれば、但し報告の義務ありだからね」。
 R子「そうよ、凛子も真っ青になるくらいのエデンの園をね。
但し報告の義務ありよ」。
エデンの園か、私はプラトニックなエデンの園がいいワ。
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